きょうはポカポカいい天気。絶好なお餅つき日和です。火をおこしお湯を沸かし、もち米を蒸かし始めると、いつもの如く、子どもたちが三々五々に集まってきて、火や煙の談義が始まりました。「なんだか懐かしい匂いだな・・・おばあちゃんちの匂い・・だな」って言っていた子もいましたよ。大きくなってどこかで、この匂いに出会った時に、幼稚園を思い出してくれるといいなって思います。火・水・土・煙・・・様々な実体験が、五感を豊かに育みます。どんなに時代が変わろう、幼児時代に欠かせない体験です。
火のあたたかさや危なさも数多く体験してきたからこその、じっと見つめる姿・・・大きくなったなって思います。
年長さんの餅つき隊の登場です。まずは、準備体操から
餅つきは、時間が勝負なので、最初のこねこね潰しと衝くのは、お父さん。力持ちのお父さんありがとうございました。
合間には、餅になる前の蒸かしご飯を食べました。よく噛むと餅になるかもよ・・・なんて言い合いながら。
年長餅つき隊の登場です。4人づつ力を合わせて衝きました。
年長さんの餅つきを応援する年中・少さん。「頑張れ!頑張れ!」「よいしょよいしょ」と声援が響き渡りました。来年は僕たち私たちが、お餅を搗くよ・・・と思いを溜め込む年中さんです。
思いが繋がって・・体も繋がりました。
ただただじっと見入る年少さん。きっと初めて餅つきを見た!という子が多かったのかもしれませんね。
3臼目の最後は、教職員、、そしお手伝いに来てくださったお父さんやお母さんが、我が子と一緒に、気持ちを合わせて餅つきをしました。得意げな顔 ちょつと恥ずかしげな顔 頑張る顔 真剣な顔・・子どもの表情は体験と共に豊かさをまします。
衝きたてのお餅を小さくちぎって、きなこや、海苔や、カレーに絡ませてくれたのは、お手伝いに入って下さったお母さん達。売り子は、年長さんです。「いくつ入れますか」「2個お願いします」そんなやりとりが聞こえてきましたよ。餅つきの上にお店屋さんもしてくれた年長さんありがとう。
年長さんは、テーブルの準備もしてくれました。お外で、みんなで「頂きまーす」美味しい顔があちこちで見ることができました。
食への関心が薄い今年の年少さんでしたが、今日はよく食べましたよ。初めて食べるという子もです。餅が出来上がるまでのプロセスをみんなで見たり、友達と一緒に食べたり、お外で食べたり・・・と、いろいろが繋がって食べる意欲になったのかなと思います。