2期が始まって、20日余りの9月19・20日の2日間、園内で年長お泊り保育を行いました。9月当初は、不安でドキドキドンだった年長さん。お泊り保育で何をするかが分かり見通しが持てるようになり、心配なことや不安なことを、出し合い、ひとつひとつ解決していく中で、お泊り保育前日には、ドキドキ感より楽しみのワクワク感が増えていきました。何よりも、仲間の力が勇気100倍を生み出したようです。そして始まったお泊り保育。近くの会瀬の海で磯遊びをしたり、漁港でお魚にまつわるお話を聞いたり、生きているお魚を触ったり、漁師さんから頂いた魚貝を夕食にバーベキューやみそ汁の具にしたりして、美味しく頂きました。いろいろなことを行い、いろいろなドラマが生まれた2日間。園長だよりのブログでお伝えするよりは、直にお子さんの口から、表情から聴きとってほしいという思いで、今回は、時間をおいての園長だよりです。クラスだよりも含めて、このブログが、家族での楽しい会話の一助になればと思っております。
干潮時をねらって、会瀬の海へ。見てください!楽しみわくわくの顔がいっぱいでしょ。
潮溜りには、小魚・小エビ・カニ・イソギンチャク・海藻・・・いろいろな生き物がいました。見つけるのが面白い!捕まえるのも面白い!なかなかなかなか捕まらないのが、又面白い。
いつのまにか、海水浴・・これまた面白い。
午後は、漁港へ。漁師のお兄さん2人がいて、生きているカニや魚を触らせてくれました。イカがサメにむかってて墨を吐いたり死んだふりをしたり、カニが飛び出したり・・海の生き物といっぱい仲良しになりました。
帰り際、漁師さんが何やらバケツと網をもって漁船に。船から持ってきてくれたのは、何と!サザエ。サザエさんの歌を口ずさみながら、園に戻り夕食のバーベキューの具材にして頂きました。美味しかったでーす。
夕食のデザートは、焼きマシュマロ。バーベキューの残り火でじっくり焼いて食べました。とろ~りとろーり美味しかったです。
翌日は、朝からガンガンおひさまが照る暑い朝。6時に起きて、又もや会瀬の漁港へ。朝はやくにあがったお魚を見せていただきました。
昨日の漁師さんが、待っていてくれました。朝の漁港には、昨日とは異なるお魚がたくさん。魚のあれこれを、またまた教えてもらいました。2日にわたって対応して下さった漁師さん、ありがとうございました。得難い体験が出来ました。
バイキング式朝食の後は、集いをしたりグループでお掃除をしたり・・。最後のお楽しみは、グループで力を合わせての様々なミッションへの挑戦。靴飛ばし・鉄棒ぶら下がり・ヨーヨー釣り・ダンスに挑戦・宝の貝探し。仲間と協力しあう姿に、年長さんの育ちを大いに感じたひとときでした。
頑張ったみんなに、海の生き物たちから、プレゼントがありました。
お泊り保育もこれにて、終了!万歳!やったぜ!子どもたちの心に自信のという灯がついた瞬間です。
そして、3連休あけの昨日は、年中さんが栗拾い遠足に行きました。朝から青空のいい天気。秋の風が心地よい。大きな栗の木にたわわに実った栗、地面にはイガグリがぼとぼと落ちていて、最高!の栗拾い日和。
あるある、ここにあそこに、たくさんのイガグリ、イガから飛び出た栗・・・大きい!
イガグリは、足で踏み踏みして、イガを広げて手でつまみだします。踏み踏みが面白くて、イガから出ている栗には目をくれない子もいて、面白い。
棒を持ち出して、「エイヤー」とイガ落としに夢中になる子も・・・
自分のバケツの🌰がいっぱいになる毎に、大きな籠に入れました。大きな籠いっぱいに採れた栗の実。一人で持ち上げることに挑戦したY君。ひとりじゃ無理・・助っ人が次々やってきて、6人で運び始めました。力を合わせると、こんなに重いものでも運べるんだね。ちなみに、大きな大きな天秤秤で重さを計ったら、何と!栗の実の重さは41キログラムありました。
次の日、園庭で茹でて食べました。年長さんはさすが「かじる」「むしる」ことにすっかり慣れていました。これも生きる力です。
栗拾い遠足の翌日、大きな紙に、みんなで共同画「栗」を描きました。ぺちゃんこの栗、イガの中から飛び出た栗、みどりのイガ、素敵だね。