園長だより

ジョイントおはなし会のはじまりはじまり 4月16日(水)晴れ

今年度初の、ジョイントおはなし会がありました。今日の聞き手は年長さん。はじめは、たんぽぽの花を見ながら、詩「たんぽぽ」の朗読を聞きました。素話は「めうしのブーコラ」。お話を聞きながら自分の頭に絵を描いてストーリーを追いかけ楽しむ世界。聴く力を育てるお話の世界は、映像の世界がどんどん多くなる中、いっそう大事な世界になっていることを感じています。今年も、お話たくさん聞こうね!

絵本は、馬場のぼる作「こぶたたんぽぽぽけっととんぼ」こぐま社と「まほうのコップ」福音館書店。「まほうのこっぷ」の本は、食い入るように見ていて、「自分もやってみよう、やりたいな」の声しきりでした。ぜひお家でも絵本を手掛かりにてやってみてください。楽しんでください。

人形劇「ぺろりちゃん」も楽しみました。お話の中にすっかり入りこんだ子どもたち。ペロリちゃんの卵を盗む酔っ払いのおっちゃんが出てくるたび「泥棒!」「とっちゃダメ」「110番呼ぼうよ・・」等いろいろな言葉が飛び交いました。子どもたちの食い入る姿もさながら、その子どもの声に応じて、臨機応変にアドリブで展開し面白くしていくパッペの松本さんん、すごいです。

面白さ、楽しさが広がる世界。友達と一緒に見るからより面白いんだよね。

 

ジョイントおはなし会を楽しんだ年長さん、「面白かったね」の余韻の中で、こいのぼり作りの続きです。昨日、こいのぼりにはうろこの模様があるという話が出て、お家に帰ったら魚を食べてうろこを見てくるということだったけど、「切り身だからわからなかった」ようで、絵本のコーナーに集まっての、うろこ探しになりました。この様子を、ジョイントおはなし会にいらした図書館司書をしていらしというお客様が、通りがかりに見て「生活の中に絵本が息づいている」と大感激していました。

大きな絵本。みんなで観るから面白い。調べるって面白い

かぜ組さんは、染色した布を力を合わせて「絞る」ことに挑んでいました

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