園長だより

ひな祭りお茶会 3月3日(月)雨のち雪

久々の雨。そして昨日と打って変わっての寒の戻りの中、ひな祭りお茶会を行いました。年長さん手作りのお雛様も加わっての華やぎです。着物姿になった年長の女の子たちが、抹茶を点ててくれました。点てる年長さんもさながら、お客様になった年長さんの男の子たちや年少・年長・満3歳児クラスのたいよう組さんも、いつもとは違っての神妙な面持ち。その落差が面白い!お干菓子もお抹茶も、年少さん・たいよう組さんのほとんどは、きっと初めての味だったのか、少しづつお菓子をかじったり、お茶をすすったり・・・でもでも、「美味しい」の声をたくさん聞くことが出来ました。

七段の雛飾りの両脇のお雛様は、年長さんの作品です。

水屋では、次々とくるお客様のために、いそいそとお茶を点てていました。

茶席では、順番に亭主になった子が、k先生の援助を受けながらお茶を点てました。ひな祭りの由来や茶道具のあれこれのお話を分かりやすくお話してくれたk先生ありがとうございました。

「お茶を下げてもいいですか」「もっと飲む・・」など、一人一人に合わせた言葉をかけてくれる年長さんの女の子たち。大きくなりました。

最後の最後、お茶をふるまった年長さんの女の子たちが、今度はお客様になりました。「ご苦労様でした」ということで、先生たちがお茶をふるまいました。そのあとのことです!何やら6人の女子が、何やらささやき始めました。そして、「センセイ、スワッテクダサイ」のひとこと。担任をはじめ私も座りました。何事かとおもったら、何と!6人の女子が、一斉に「アリガトウゴザイマシタ」って言いながら、深々とお辞儀をしたのです。なんだか嬉しくて驚いて、胸に込み上げるものがありました。もうすぐ卒園だね。

本日のお茶会のお干菓子です。

お茶会の途中から降りだした雪。初雪です。昼食後、傘で雪を集めたり、雪の中を駆け回ったり、池と川にになった庭で遊ぶ子ども達でした。

ママ達からの 卒園・進級プレゼント。素敵だったね、嬉しかったね、ありがとう!2月18日(火)

昨日の午後。遊戯室に集まると、「ハイホー、ハイホー・・」と楽しく歌いながら登場してきたのは小人たち。リンゴの形の招待状を、各クラスの担任に渡してくれました。明日、しらゆきひめの劇を、ママ達が見せてくれるんだって!びっくり、そしてどきどきワクワクの子どもたち。実はこれは、ママ達からの卒園・進級プレゼント。やりたい人が集まって、脚本・挿入歌の作詞作曲・舞台の小道具・大道具製作・音響(生演奏)効果音・照明・衣装・・・とそれぞれの得意分野を生かしてコツコツと創り上げてきた劇です。

 

 

素晴らしい歌声から始まった劇。会場が暗くなって「怖い!」と言っていた子も、その迫力と歌声に圧倒されて釘付け状態。歌声と鏡の声に魅了されたひとときでした。

小人たちのお家に住みたいと願う白雪姫、どうしようかと相談する小人たち

「毒リンゴだから食べちゃダメ!」との声が会場から・・・

ちょっぴり怖いけど、楽しい!嬉しい!。自分のママの晴れ姿、いつもと違うママ、かっこいいな、恥ずかしいな・・・様々な感情が交差する遊戯室。

終演後、子どもたちに感想のインタビュー。「楽しかった」「面白かった」「ちょっぴり怖かった」「戦うところがかっこよかった」「小人たちが楽しかった」「リンゴを食べて倒れたのがどきどきした」「白雪姫が可愛いかった」などなどたくさんの感想が出ました。

働いていたり、育児に追われていたり・・・と様々な条件を抱えながらも、それぞれの特技を生かして力を合わせて今日の舞台を創り上げてきたお母さんたち。決して一人ではできないけれども、力を合わせれば こんなにすごいことが出来る、楽しさや喜びを分かち合うことが出来る。そのことを子どもたちに体感させてくれた今日の劇は、この1年・・・身も心も大きくなった子どもたちへの何よりの、愛情こもるプレゼントになりました。ありがとうございました。

「しらゆきひめ」の劇を、みんなで共有・共感した経験が、明日からの日常生活をどんな風に彩ってくれるか、楽しみです。もうすぐひな祭りお茶会。日本のお姫様と王子様も出番を待っています。

毎日が愛おしく過ぎてゆく・・・2月13日(木)晴れ 風強し

大寒が過ぎて、陽の光がぐんと明るくなってきました。春はすぐそこまで来ていますね。今日は、風が舞う一日でした。時折の砂嵐、枯れ葉が宙を舞います。神社から様々な枯れ葉や枯れ枝も落ちてきます。そんな中、子どもは風の子!今日も様々な遊びが繰り広げられます。枯れ枝を様々に見立てたり、枯れ枝を折って形を構成したり、もちろん、サッカーも続いています。年長さんが自分たちで賄ってサッカーをする傍らで、自主練習を始めた年中さんが出てきました。オミソからの脱却です。すごい!外は勿論、屋内での遊びや活動も充実しています。かぜ組さんの部屋をのぞいたら、素敵な絵が目に飛び込んできました。「紙芝居かな?」と聞いたら、「絵本だよ」「これは〇〇君が描いて、これは僕が描いて・・絵本にするんだ」と見せてくれました。素敵な絵本が出来そうです。

サッカーの自主練習で~す

 

年長さんの姿が、意欲の源。あこがれは凄い力を引き出します。

 

「絵本を作っているんだ!うみのなかにいるいきものだよ」

真ん中組さんが横割り活動(2クラス合同)で、今歌っている「ほ ほ ほ」のうたの歌い合い聞き合いをしていました。自分たちが歌い終わったら「今度は先生だけで歌って!」のリクエストを受けて先生が歌いました。いつもは先生がもっている歌詞を伝える絵カードを楽しそうに持ち、楽しそうに聞いていました。

2月12日(水)

年長さんのジョイントおはなし会がありました。幼稚園生活最後の、ジョイントおはなし会です。原口先生が、いつもより長い素話と童話{じゃんけんの好きな女の子」松岡享子作を語ってくれました。長いお話も聞けるようになった年長さん。もうすぐ1年生だものね。最後は、松本さんの一人人形劇。「しろいうさぎとくろいうさぎ」。笑いの中にもしんみりとする感情体験ができるお話は、年長さんへの花向けのプレゼントになりました。

おもしろいね!楽しいね!の共感が響き合う空間でした。

 

また会いたね、きみとぼく・・・・3年間、毎回楽しいお話を運んでくれて、ありがとう    「モー君とハムちゃんも ばいばい」

 

年少さんもクラスを超えて、年少さん同士で遊ぶことが多くなりました。つきさんの部屋に行ったり、ほしさんの部屋に行ったりの自然な交流。遊びの輪が広がっています。

「電車が発車しまーす。」「乗せてくださーい」お客様がどんどん増えます。

2月13日(木)

風も治まった午後、久々にみ~んなが集いました。年長さんが、横割り活動で踊っている「ケンケンロック」を踊って見せてくれました。みんなノリノリ。見ているそばから踊りたくなるようなダンスに、即、まねっこして踊りだした年中・少さん。楽しいひととき。年長さんありがとう。

深まりゆく穴・・・近づく卒園 一日一日が愛おしい日々 2月7日(金)晴れ

日々の深まりとともに、園庭の穴も日々深まりを見せています。子どもたちが、しゃがめば、すっぽりと隠れてしまいます。深まりとともに、土の質や色がいろいろと変化します。時折いろいろなものが出てきては、発見を楽しんでいます。小さな考古学者たち、いつまで、どこまで掘るのかな?

 

節分の翌日の穴。誰が集めて入れたのか豆fだらけでした。芽が出て、ふくらむかな・・・

寒い日の朝。霜柱が立っていました

 

2月5日  年長さんは、成沢小学校に行き1年生と交流してきました。ランドセルをしょったり1年生の案内で、学校の中を探検したり、一緒に「だるまさんがころんだ」をしたり、「ハンカチ落とし」を楽しみました。初めてやる「マエ二ナラエ」。新鮮!

机・椅子・黒板・チョーク・・・何もかもが新鮮でした。学校への期待が高まったね。

2月7日(金)午後

絵本同好会のお母さんによる「のびろ文庫」。年長さんに「さよならようちえん」と「ネコのビート」の絵本を読んでくださいました「ネコのピート」はピアノと歌付き、楽いながらももしみじみしました。

 

 

最後は「1年生になったら」をみんなで歌い、さらにしみじみとした優しい時間を共有しました。お母さんたちありがとうございました。

 

1日遅れの鬼やらい(節分)2月3日(月)曇り

昨日の節分はいかがお過ごしでしたか。お家で鬼退治はしましたか。幼稚園は、今日行いましたよ。朝から生豆をからころからころと炒って、鬼退治の準備が始まりました。

煙の匂い、大豆の香ばしい匂い。ワクワクドキドキ・・・「鬼来るのかな・ちょっと怖いな}

いよいよ、鬼やらいの始まり。自分が退治したい鬼を、けこみに貼って園庭に並べました。

鬼やらいの前の準備体操にと、「鬼のパンツ」を力強く踊りました。「わくわくどきどき」ちょつと怖いかな・・・

自分の中にいる(?)鬼をめがけて、「鬼は外!鬼は外!」思い切り豆をぶつけました。

今年は泣かないぞ!そんな気迫が伝わります。

まめまき完了!ばんざ~い!

ドンドンドン、急に太鼓の音!えっなに?あれあれ棒を持った赤い物体・・鬼?あれ退治したのに、「鬼は外、鬼は外」夢中で、豆をもらつて、投げました。余裕の年長さん。

一瞬、きょとんとしながらも、力強く挑んだ年少さん。泣かなかったね!強いな!

             ひとりひとり いろんな感じ方・いろいろな表情

鬼退治の後は、とどめを刺すために、炭火をおこしてイワシを焼いて煙りだし。熱々のイワシを食べました。

ブランコに乗りながら食べる子、ハッピーハウスの上で食べる子・・友達と一緒に食べるとひと際おいしい!

美味しいね!ちょつと苦味もあるかな・・・

あっという間に 2月。毎日がより愛しい日・・・ 1月31日(金)晴れ

比較的暖かな日々が続いた1月。氷が張ったり溶けてぬかるみが出来、掘りやすさも加わって、池の川の「池」と「川」遊びは続いています。大きなシャベルも登場。穴が日々深く深くなっています。子どもたちが穴に入ると体半分見えません。しゃがむと姿が見えません。それが面白くて、中に入ったり、よじ登ったり・・・。お迎えに来たお母さんが、「何かの工事がはじまるんですか?」というくらいの深さと広さです。さてさて、どこまで穴は深くなるのか楽しみです。

1月31日。久々に氷が張りました。

まさしく、「池の川」です

1月31日。朝から頑張っています。

きょうは、1月の誕生会。H君が、誕生者のお友達へのプレゼントに、「ハッピーバースデー」のピアノをひきみんなで歌いました。指揮者も登場しましたよ。

年少さんが、1枚の紙から「大豆を入れても落ちない入れ物」作りをしました。自分なりに考え工夫しました。封筒風、筒型 花を包むような三角錐型・・・立体的な箱に挑んでいる子もいて驚き!真剣な表情が印象的なひとときでした。

3日は池の川の鬼やらい。「節分」です。このとげとげは柊の葉っぱだよ。これにイワシの頭を さすんだって・・・節分はちょっと怖いけど、楽しみだな。

あれこれ まとめて 1週間  1月24日(金)晴れ

川つくりや縄跳びやサッカー・・・と様々に繰り広げるお兄ちゃんやお姉ちゃんたちのあそびの仲間に入れてもらい楽しむことが多くなっている年少さんたち。このところ、開戦ジャンの遊びが流行りだし、日々盛り上がりを見せています。ルールを理解して参加している年少さん。剣が魅力の年少さん。逃げ回るのが楽しい年少さん。オミソの動機は様々です。年少の担任が仲間入りすると、俄然オミソになる子が増えました。見ていて面白かったのは、新聞剣代わりになるものを、あれこれと探して、それを持っては、走ったりエイヤーと構えたりして、参加しているつもりになっている姿でした。Mちゃんは、虹の家からホーキ持ち出してきました。「エイヤー」と大好きな先生に立ち向かっていました。年少さんは勿論のこと、遊びこむうちに仲間入りする子が増えてきました。そして、仲間入りする先生たちも増えて・・・・・

いつのまにか、子どもチームと大人チームに分かれて闘いが始まりました。「エイエイオー」勝ち鬨が上がりました。

陣地からなかなか出ない子、率先して挑む子、そろりそろり後ろから攻める子・・・といろいろです。先生たちも容赦なく挑みます。

「ここなら安全」と隠れるのを楽しんでいる子もいましたよ。見つからなくてよかったね!

つい先日まで、氷や霜柱で遊んでいた園庭の「川」。このところ、春めいた陽射しで、またまた川や池、トンネルつくりも展開されています。未来の科学者たちかな・・・

満面の笑みで、担任の先生の所に走り出したのは、年少のEちゃんとNちゃん。「センセイ、アノネ、フタリダケデ (クラスノ)オヘヤ カタズケタカラ ミテミテ」見てみたらお部屋の中がすっかり片付いていました。誇りに満ちた笑顔が素敵でした。

年少さん対象のジョイントおはなし会もありました。今回原口先生が読んで下さった絵本は、「どんどんばしわたれ」と「どうやってねるのかな」。そして素話「三匹のヤギのがらがらどん」。最後は松本さんによる「あおちゃんきいろちゃん」の人形劇を観ました。面白くて面白くて、笑顔があふれたひとときでした。

仲良しの友達や大好きな先生たちと一緒に同じものを観たり聞いたりするひととき。安心が生み出す笑顔です。

安心から生まれる異年齢交流が「やってみたい」や「憧れ」を生み、挑戦する力を生みだします 1月16日(木)

すっかり園生活に馴染んで、安心して暮らせるようになった年少さん。友達と一緒にじゃれ合ったり、同じ遊びを楽しんだりしながら、お兄さんやお姉さんたちがやる遊びにも目が行くようになっています。そして、いつの間にか混じり合って遊んでいたり、オミソで入れてもらったり、じっと見つめていたりして「やってみた~い」意欲を膨らませています。年長さんたちが長縄跳びをはじめました。一人とびから気持ちを合わせての二人跳びや三人跳びを始めたら、早速近づいてじっと見入っている年少さん。見ながらぴょんぴょん楽しそうに跳びながら仲間に入れてもらいました。

並ぶ順の決め方もじっと見入って、自分たちも順番を決めました。

挑戦したら、何と!初めてなのにとべちゃつて、自分でもびっくり。

こちらは、パイプを合体させるのに挑戦中!あれやこれやと駆使して、合体成功!

上まで登ったけど、この先はどうしようかな。ちょつと怖いけど挑戦だ!

私は三輪車を自分でこぐのに挑戦中!

 

成澤鹿島神社のどんど焼きに行ったよ! 1月15日(水)晴れ

今日は、お隣の鹿島神社のどんと焼きの日ということで、参加させていただきました。コロナ禍そして昨年・一昨年は休日とぶつかってしまい、久々の参加です。子どもたちには勿論のこと、保護者の方にも「どんと焼きって何?」と尋ねられたので、あらためてお答えいたします。正月飾りや、お焚き上げしてほしいものを燃やして、正月に来てくれた歳神さまを送る行事です。門松の中の竹なども燃やすので、竹が燃えて割れる音からどんど焼きとかとんど焼きといわれるそうです。幼稚園の門松は、かつて園バスの運転手だった小薗さんが、毎年作ってくださっています。もちろん、本日の門松外しにも来ていただきました。

 

鉈やハサミ、電動のこぎりなど様々な道具を使っての解体作業を見ながら、こんな遊びが始まりました。縄を結んでの輪投げ遊びです。プラムの枝のあちこちに引っ掛かり縄の花が咲きました。

ばらばらになった門松や正月飾りを手に、お隣の神社に向かうと、すでに煙がもくもく、暖かい火が待っていました。

火に向かって投げ入れて「お見事!」しばし火を見つめたり「風邪をひきませんように」「健康でありますように」と祈ったりのひととき。

どんど焼きのための穴を掘ってできていた土山を登ったり、滑ったり、土の中から昨年の遺り炭を見つけたりしました。

神社の総代さんたちが、ミカンを配ってくれました。大きくて美味しいミカン、みんなで頂きました。美味しかった!

きょうは、同窓会の餅つき大会でした! 1月11日(土)晴れ

 

冬晴れのいい天気。風もなく、絶好のお餅つき日和りに恵まれての、同窓会の餅つき大会を行いました。久々に見る顔、大きくなった姿、幼いころと変わらない顔、園外で会ったら、きっとわからないであろう顔・・・月日の流れを様々に感じいるひとときになりました。参加者も不思議なもので、園内に入ると、きっと久々の出会いだろうに、すっと幼稚園時代に戻ったかのように遊びだしたり、語りだしたり・・・あちらこちらで楽しい交流が生まれていました。

もち米が蒸けて、餅つきの始まりです。最初のこねこねは、お手伝いのお父さん方が担ってくれました。そして、子どもたちの出番。さすが小学生!力強い杵さばきです。

みんなで力を合わせて、3臼搗きました。遊んで、餅をついたら「お腹が空いた}の声しきり。黄な粉餅とノリ餅とカレー餅と、具沢山汁。美味しくたくさんいただきました。

現3年生の声から生まれ、一昨年に行われた60周年を祝う会の一環として完成した「ハッピーハウス」。子どもたちの思いも強く、ハッピーハウスの上で、お餅を食べたり遊んだりする子がひときわ多く、これまたうれしいひとときでした。もちろん池と川つくりに勤しむ子も多く、園内の様々なところに子どもたちの「思い出」が詰まっているんだなと思いました。嬉しいことです。

最後に、6年生が並び、それぞれにきょうの感想と中学生になる思いを語ってもらいました。新たなる生活に向かって、頑張れ、楽しめ6年生。

きょうの餅つき大会には何と!64名の参加者がありました。そのうち10名が6年生、市内の各小学校からは勿論のこと、毎年つくばから来てくれた卒園児もいてうれしい限りです。ありがとう!そして、餅つきやら片付けを手伝ってくれた3人のお父さん、同窓会の役員のお母さん方、ありがとうございました。

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